よくあるご質問


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TRX ELISA KIT
・ ヒト以外のTRXとの交差性は?
→2種類のヒトTRX1特異的モノクローナル抗体を使用したサンドイッチELISA法で、マウス、ラット等ヒト以外のTRX1との交差はありません。

・ 測定可能なサンプルは?
→血漿、血清の他、細胞lysate、だ液、涙液、尿、BALでも測定実績がございます。

・ 血液サンプルの調製・保存は?
→血漿・血清とも、採血後できるだけ速やかに分離し、当日中に測定しない場合は凍結保存してください。採血後はできるだけ冷蔵で2時間以内に処理してください。凍結保存したサンプルは、2〜3回の凍結融解は問題ありませんが、必要量ずつ分注保存することをおすすめします。抗凝固剤はヘパリンが適当です(EDTAは測定値に影響するので不適です)。また、赤血球中TRXの影響があるため、溶血したサンプルの測定は不適です。

・酸化型TRXと還元型TRXを区別する?
→区別いたしません。

・ 1キットで測定できるサンプル数は?
→96wellのうち、検量線用に6ポイントは必要です。Duplicateで測定の場合、約40サンプルとなります。

・ 必要サンプル量は?
→1wellあたり20μlのサンプルが必要です。

・ 発色が早いようだが?
→室温などの条件により、発色反応時間を5〜30分の間で停止してください。
標準液の最高濃度でA450=1.5〜2.0が目安です。


・ヒトTRXの血漿・血清値は?
→健常人で、10-30 ng/ml位、各種酸化ストレス疾患で、35-140 ng/ml くらいに上昇します。前述ですが、赤血球や血小板にもTRXは多く含まれますので、溶血サンプルは不適です。


抗ヒトTRXモノクローナル抗体(マウスIgG)
・ 交差性は?
→ヒトTRX1のみ反応します。

・ 使用濃度は?
→免疫組織染色は1μg/ml、Western blottingは0.1μg/mlが標準的な使用濃度です。


抗マウスTRX1、TRX2ポリクローナル抗体(ウサギ血清)
・ 交差性は?
→ラットと交差性があります。ヒトとの交差性はありません。

・ TRX1とTRX2との違いは?
→TRX2はミトコンドリア特異的TRXです。

・ 希釈倍率は?
→免疫組織染色は×1000、Western blottingは×10000 が標準希釈倍率です。

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